エコリフォーム地域一番店を目指しているニラスイホームです。
先日、リフォームに活用できる補助金や助成金をを紹介しました。
今回は浄化槽の補助金ですが、これは市役所や町役場の下水道計画から外れている戸建住宅が対象です。
対象地域は一般的に農村部が多いですね。
つまり行政としては下水道は整備しない代わりに補助金を出すから、合併処理浄化槽にしてくださいとのことです。
住宅からの排水にはトイレから流れ出る汚水と、お風呂や台所から流れ出る生活雑排水と雨水に分けられます。
このあたりの下水道はそのうち雨水以外の汚水と生活雑排水を接続し、終末処理場で浄化処理され、河川などへ放流されます。
下水道設備がないエリアは、今まではトイレの汚水のみを浄化槽で水質浄化処理をして、各家庭の側の排水路へ放流していました。
ところがお風呂や台所の生活雑排水は、何もしないまま排水路へ放流されていました。
いわゆるドブ臭いといわれる原因はここにあります。
食べ物の残りかすや油分、人間の垢や洗剤がそのまま排水路に流れるため、有機物が堆積し腐敗臭(いわゆるドブ臭さ)が発生します。
特にこれから気温の上がる春から夏にかけて臭いだします。おまけに虫が沸きやすくなるし・・・
下水道に接続されていれば排水路には雨水しか流れ込まないので、それほど匂う事はありません。晴れた日が続けば排水路の中は乾燥しています。
排水路の臭いの原因は、有機物が嫌気性バクテリアなので分解するときに発生する硫化水素などです。あの自殺で有名なガスで、金属なんかも腐食させる怖い成分です。
トイレの汚水しか浄化できない単独処理浄化槽から、今では新規設置(新築など)では汚水と生活雑排水ともども全ての家庭排水を浄化処理できる合併処理浄化槽に義務付けされています。
とにかく下水道がこない計画区域外では合併処理浄化槽を、生活排水による河川や海洋の水質汚染防止の観点から、積極的に活用していきたいと思います。
この優れた合併処理浄化槽の対して、新築時だけではなく単独処理浄化槽からの入れ替えにも補助金が適応されています。
このあたり(静岡県東部エリア)の市町の補助金額を紹介します。
伊豆の国市 新設:5人槽 16.6万円 7人槽 20.7万円 10人槽 27.4万円
取替:5人槽 20.7万円 7人槽 25.7万円 10人槽 32.4万円
函南町 新設:5人槽 17.7万円 7人槽 20.4万円 10人槽 25.8万円
取替:5人槽 22.1万円 7人槽 25.4万円 10人槽 32.2万円
三島市 新設:5人槽 33.2万円 7人槽 41.4万円 10人槽 54.8万円
取替:5人槽 41.4万円 7人槽 51.6万円 10人槽 68.4万円
伊豆市 新設:5人槽 33.2万円 7人槽 41.4万円 10人槽 54.8万円
取替:5人槽 41.5万円 7人槽 51.7万円 10人槽 68.5万円
※伊豆市はコンクリート製支柱を施工すること。
新設時より入替えの方が費用が多いのは、既存の撤去や配管の取替えなど工事費が余分にかかるからです。伊豆市の支柱工事は無駄なことだと思います。今の合併処理浄化槽は乗用車が載っても大丈夫な耐圧性をもっています。おまけに車両が乗らない場所でも支柱工事を義務付けするのはどうかと思います。
各市町により補助金の金額に差があり、水質保全に対する取り組み姿勢に差があるのは気になりますが・・・
さすが、せせらぎの街である三島市は補助金額だ他の市町より手厚いのはさすがですね。
酷いのは清水町や長泉町は、合併浄化槽の補助金制度がまったく無いとは・・・
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