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06/23/2008

6月23日(月):硫化水素は・・・

社長のつぶやき@ニラスイ.comです。

自殺者が毎年3万人以上いるのは異常な世の中ですね。

確かに理由は様々あるとはいえ、地元の伊豆市の人口以上の人間が毎年自ら死を選ぶとはやはり尋常ではありません。

さて、最近の言葉は悪いが流行?となっているのが硫化水素による自殺らしい。

我々の水まわりに関わる業界では、時々ある死亡事故の原因でもある。

下水道マンホール内や地下汚水槽、浄化槽、井戸などで起こることがある。

いわゆる卵の腐ったような腐敗臭がするのだが、換気設備を設置しないでうっかりとマンホールや汚水槽に内部に入ると、酸素欠乏で即死または気絶するようだ。

その倒れた人間をあわてて助けに行った人間も同じく倒れてしまい、下手をすると死んでしまうこともある。

以前、築10年程度のしばらく使っていなかった住宅の内部に入ったとき、もの凄い卵の腐ったようなニオイがして、あわてて窓を前回にしたことがありった。

その原因は、空き家だったためトイレの臭気止めのトラップ(封水)の水が乾ききって、浄化槽からの腐敗ガスが流れ込んでいたようだ。

そのトイレ内部のあらゆる銀色のクロームメッキ製の金具類は黒く変色し、メッキがボロボロになっていた。

浄化槽ばかりでなく、下水道や排水側溝からも腐敗ガスが発生するケースもある。

排水管のニオイ止めである排水トラップの管理は気をつけてたい。使っていれば自動的に水が補充されるが、使わないと蒸発や乾燥によるトラップの不良が起きる。

別荘などでも、使わない期間が長期にわたると、排水トラップの水が乾燥し、浄化槽や下水道の腐敗ガスが室内に流れ込み、酸欠や金属の腐食を起こすことがあるようだ。

事務所ビルや学校などのトイレの床に排水口がある場合も注意が必要だ。普段から水洗いをすればよいが、モップによる拭き掃除だけだと、床排水口のトラップの水が蒸発し、下水道や浄化槽の臭気が入り込むことがある。

そんなトイレに限って、業務用の大型芳香剤を置いたり、換気扇を四六時中回しているが、根本を直さなければ何も解決しないのだ。

特に換気扇はトイレ内部の気圧をマイナスにするので、余計に床排水口から腐敗ガスが入り込みやすくなるので、悪循環である。

住まいや店舗、事業所のトイレまわりで臭い原因のほとんどが排水トラップ(封水)の不良である。

健康のため、そして不快なトイレを見直すため、一度点検してみたらどうだろうか?

追伸:最近のトイレは乾式タイプの床排水口がないドライタイプのトイレが流行っています。


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